2026年8月24日

「子どもが自分で歯を磨いているから、もう仕上げ磨きは必要ないのでは?」と思っていませんか?
子どもが一人で歯を磨けるようになることは大切ですが、実は小さな子どもは歯ブラシを細かく動かしたり、奥歯まで丁寧に磨いたりすることがまだ十分にできません。そのため、子どもの歯をむし歯から守るためには、保護者による「仕上げ磨き」が重要です。

小学校低学年まで、できれば10歳くらいまでは保護者の方による仕上げ磨きをしてあげたほうがいいと考えています。
はえたばかりの歯は幼弱永久歯とよばれ、表面のエナメル質が柔らかく、虫歯になるリスクが高いと言われています。
虫歯になると進行するのが早く、気づいたときには大きな虫歯になってしまっていた、なんてこともあります。
そのようなことにならないためにも、お子様自身が歯ブラシをしたあと、保護者の方がしっかりとお口の中を見て奥歯まで丁寧に磨いてあげてほしいと思います。
次によく聞かれる、「子供が歯ブラシを嫌がってなかなかうまく磨けないんですが、どうしたらいいでしょうか?」という質問にもお答えしたいと思います。
これは特に小さなお子様がおられる保護者の方から質問を受けることが多いです。
歯ブラシの硬さや大きさを見直したり、磨く順番を決めたり、鏡を使ったりすることで、少しずつ仕上げ磨きに慣れていくこともあります。歯ブラシの絵本を使ったり、歌を歌いながら歯磨きしてみたり…
もちろん、できるだけお子さんが嫌がらないように工夫することは大切です。
それでも嫌がる場合には、「嫌がる=仕上げ磨きをしない」ではなく、「必要なケアだから、できるだけ優しく短時間で行う」という考え方が大切です。
親子関係は、歯磨きの数分間だけで決まるものではありません。普段の食事や遊び、会話、スキンシップなど、毎日の積み重ねによって築かれていくものです。
そのため、「嫌がっているのに磨いたら、親子関係が壊れてしまう」と過度に心配する必要はありません。
仕上げ磨きがおわったらたくさん褒めてあげてください!
毎日完璧にできなくても構いません。「歯磨きが終わったら褒めてもらえる」という経験を積み重ねることが、仕上げ磨きを習慣にしていくうえで大切です。
以上、お子様の仕上げ磨きについてでした!
