2026年7月25日

今日は親知らずについて詳しくお話しようと思います。わたる歯科クリニックでは親知らずの抜歯希望のかたがたくさん来院されています。そこで今後親知らずの抜歯を検討しているかたに有益な情報提供ができたらと思います!
そもそも親知らずって抜いたほうが良いのでしょうか?
抜歯が推奨される場合
①虫歯や歯周病のリスクがある
一番奥に生えるため歯ブラシが届きにくく、親知らずだけでなく手前の健康な歯まで一緒に虫歯や歯周病にしてしまうケースが多く見られます。

②歯肉が腫れる・痛む
親知らずに歯肉がかぶさっていると、隙間に汚れがたまりやすく、腫れや痛みを引き起こします。

③歯並びへの悪影響
斜めや横向きに生えている場合、隣の歯を押し出して全体の歯並びや噛み合わせを乱す原因になります。
抜く必要のない場合
・まっすぐ生えており、上下の歯としっかり噛み合っている
・完全に骨の中に埋まっている。
・歯磨きがしっかり届き、衛生状態が保てている
このような時は抜歯する必要がありません。
ここで私が皆様に知ってもらいたいのは抜歯が推奨される理由①の虫歯、歯周病についてです。
「虫歯や歯周病になっても治療したら大丈夫」と思っていないでしょうか?
実は親知らずが原因となっておこる虫歯や歯周病は治療が難しいことが多いです。
虫歯となった場所は削って材料でうめるのですが…

この部分というのは歯肉に近く水分が多いため、材料がくっつきにくく虫歯が再発しやすくなります。また、技術的にこの部分のみを削ることが難しく、大きく削らざるを得ないこともあります。虫歯ができる場所も神経に近いため、比較的小さい虫歯でも神経をとらなければいけなくなることもあります。

このように親知らずは状態によって抜歯するべきかどうかを判断しています。次回は親知らず抜歯の時の注意点などを書こうと思います!
