2026年9月10日

歯ブラシの限界

歯磨きをする際、歯ブラシだけで完璧にきれいになった!と思っていませんか?
じつは歯ブラシだけでの口腔内清掃では、お口の中の歯垢(食べかすなどからできた汚れの塊)が約60%しか除去できていないんです。
せっかく歯磨きをしても、毎日残り40%の汚れが残存していることで、むし歯や歯周病のリスクが上がってしまうかもしれません。
ではどうすればもっと上手に歯磨きができるでしょうか。
フロス・歯間ブラシの活用
お口の中の汚れは歯の表面だけではなく、歯と歯の間(歯間)に多く存在しています。
この”歯間”を清掃するために使用するのがフロスや歯間ブラシです。
歯ブラシと一緒にフロスや歯間ブラシを使うことで、歯垢除去率が80~90%までアップすると言われています。
フロスと歯間ブラシどちらがいい?
ではフロスと歯間ブラシ、どちらを選べばいいのでしょう。
これはまず、使いやすい方を使ってください!というのが1つ目の答えです。
何よりも歯間清掃を毎日継続的に続けるということが大切だからです。
ですが、より専門的な使い分けをお話すると
・お口の中にブリッジが入っている方
・孤立歯とよばれる1本だけ離れた場所にある歯がある方
は、歯間ブラシの方がブリッジの下にある隙間や孤立歯の全周を清掃しやすいです。
それとは逆に、小さなお子様の仕上げ磨きで歯間清掃をするときは、歯と歯の間が狭いことが多く歯間ブラシを入れると痛がるので、フロスをそっと入れて清掃するといいでしょう。
正しい使い方と頻度

フロス・歯間ブラシともに1日1~2回、特に夜寝る前の歯磨きのときに使用するとよいと思います。
歯間ブラシはサイズが重要です。
ご自身に合ったサイズの歯間ブラシで清掃することで歯間を効率的に清掃できます。
フロスには主に指に巻き付けて使うタイプのものと、取っ手がついたものの2種類があります。
これは使いやすい方を使用していただくといいと思います。
使い方はどちらもかみ合わせ面の方から歯茎の方に向かって、歯間にそっと挿入します。
下まで入ったら今度はフロスをしっかり歯に沿わせてかみ合わせ面の方へ動かし、引き抜きます。
これを1つの歯間で隣同士の歯の両方行うことが大切です。
フロス・歯間ブラシともに自分に合ったものを正しい方法で使えるようになると、よりきれいなお口を保てます。
歯科医院では歯科医師・歯科衛生士があなたに合った歯磨きの方法やアイテムをご提案することができますので、ぜひ定期検診にお越しいただきご質問ください!
